技術が向上しない人は何が原因でそうなるのか、考えてみた

今日は技術の話です。

技術の向上のために必要なことは、一つのやり方に縛られないことが大切であると考えています。まずは教えられたやり方で出来るようになることももちろん大切ですが、一つのやり方しか知らないと視野が狭くなります。人間は知らないことは認識できないからです。

いろんなやり方を知ったうえで、求める結果を得るためにはどうしたらいいのか考え選択し、行動に移していく。それが技術の向上に不可欠なのではないでしょうか。

 

…というのは以前書きましたが、それ以前に向上心というか本人に考える力、考える習慣がないとどうにもならないな…と、最近感じることがありました。

技術が安定するまでに大体3年くらいはかかるとみていますが、何年その技術を提供する仕事をしていようと、下手な人は下手なままの場合もあるのですね。本人がそれでいいのであれば、別に口出しすることでもないのですが、ちょっと気になってしまいました。

技術が下手でも、そのまま何も変えないのは本人の自由ですが、何が技術を向上させていく人と違うのでしょうか。ちょっと考えてみました。暇だったので 笑

 

まず、仕上がりに関して言えば「美しい仕上がり」に対しての理想やこだわりが無い。とにかくエクステが付いていればいいようです。これは恐らく、美的な感覚が鈍いのだと思います。

つまり、何が「美しい」のかが分からない。どういった仕上がりが美しいと認識され、人に好まれるのかが分からない。自分が美しさを感じられないのだから、当然わからないし認識できないのでしょう。

基本的に人は左右対称であったり、「美しい」と感じるバランスの取れた比率などを好みます。

まつげエクステで言えば左右対称であることはもちろん、エクステとエクステの間隔が均等についていること、一本一本毛先の向いている方向があっていることなどが挙げられます。

このように言葉で表現しなくても、美しさを感じることができれば、どうやったら綺麗に付けられるのかと自然に技術を調整していける人もいます。このくらいの割合でつけるときれいに見える、このくらいのグルー量にするときれいに見える…と、自分の感覚と経験で調整できてしまう。

しかし、そもそも「美しい」が分からない・認識できない人にそれは無理なのだということに気が付いて衝撃を受けました。人間は美しさを感じるものだから、みんなわかるものだと思っていたのです。

 

考えてみれば、これは技術を提供する側であるアイラッシュデザイナーだけでなく、お客さんでも同じことが言えるのでしょう。

エクステが付いていればいい、仕上がりは特にこだわりなしという方もいれば、一本一本の方向や左右のバランスなどをかなり気にする人もいます。仕上がりに対して求めるクオリティは様々です。

お客さん側はそれでいいとは思いますが、アイラッシュデザイナー側はそれでいいとは思えないです。技術を提供する側が「美しい」を認識できないようでは、そのレベルの美しさを希望するお客さんを相手にすることはできないですよね。それはプロの仕事ではないと思います。

…ということで、下手なアイラッシュデザイナーが下手な理由の一つに、まずはこの美しい仕上がりに対する感覚の欠如が挙げられそうです。

 

次に、その技術に必要な知識がない、理論を理解してない。

これはまつげエクステの基礎知識を扱うページ(カテゴリ参照)などでも触れていますが、グルー(接着剤)の特性や物理空間での常識的な知識です。

どう接着すれば持続が良くなるのか、どう接着してしまったら危険な技術になるのか等、考えるために必要な知識がないので考えられないようです。日本の義務教育を受けていれば分かるレベルの知識だと思うのですが、中にはそれが理解できない人も稀にですがいます。

もしくは知識は一応あっても、噛み砕いて丁寧に説明すれば理解できるけれど自分では考えられない人。こちらのタイプが比較的多いですかね。思考停止しています。

こういった技術者も考える力とその元となる知識がないので、技術の向上は難しいです。

 

後は、そもそものところで向上心、プロ意識、やる気がない。

とりあえず働いてお金が得られればいいという価値観なようで、自分の技術を高める必要がないのでしょう。これはその人の価値観によるものなので、良いも悪いもありません。何も言うことはないですね。

 

以上。

私が考えてみたところのまとめとしては、技術が向上しない原因は「美しい」に対する感性の欠如、知識不足、思考力不足、そもそも向上心がない、といったところでしょうか。

こういった姿勢で仕事をしていても、雇用されていれば生活に困らないくらいは稼げるので、問題意識も持たないのでしょう。

ただ、私がお客さんの立場なら、このようなアイラッシュデザイナーに施術はしてほしくないです。私も「美しい」が分かってしまうので。

私も技術向上のために精進します!

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