まつげエクステ施術中、目に沁みる場合の対策

今回は、結構気になる方も多いと思うのですが、まつげエクステの施術中に目に沁みてしまう場合の対策について。

まつげエクステ施術中に目に沁みてしまって痛い、または涙が止まらない等といったことが起こることがあります。

原因としては、エクステをつけるときに使用するグルー(接着剤)の揮発成分によるものです。

接着剤は空気中もしくは接着するまつげにある水分と反応し、固まります。その時の化学反応によって、揮発成分(ホルムアルデヒド)が発生します。

この揮発成分が刺激になるため、涙が出たり、沁みたりしてしまうのです。ちなみにこの揮発成分は、まつげエクステによるアレルギーの原因にもなります。

接着剤の揮発成分が目に沁みてしまう人は、コンタクトレンズの使用などによって眼球に細かい傷ができてしまったことが原因であるようです。

黒目で刺激を感じるようなので、そういった方はコンタクトレンズをつけたまま施術をすると沁みない傾向があります。

コンタクトレンズをつけたままの施術を積極的にはお勧めできませんが、沁みてしまって辛い場合はつけたままの施術という選択もありなのではないかなと思っています。(参考→エクステの施術時にコンタクトレンズを外したほうがいい理由

 

毎回沁みてしまう人もいれば、その時によって違う人もいます。

接着剤は水分と反応するので、その人のまつ毛が持つ水分量や施術時の湿度、接着剤が乾く速度、施術時の瞼に貼るテープの引き上げ具合などによって、沁みやすかったり沁みにくかったりと差が出るようです。

 

また、沁みてしまうのも辛いのですが、エクステの持続面から言っても涙で接着剤が濡れてしまうことは避けたいところです。

接着剤が乾くまでに数時間かかりますが、乾ききる前に濡れてしまうとまた刺激となる揮発成分が発生してしまい、また沁みてしまいますし接着剤の持続も悪くなるからです。

 

お客さん側ができる対策としては、(積極的におすすめはしませんが)上記のコンタクトレンズをつけたままで施術を受けることが一番効果が高いです。

もう一つの選択肢としては、低刺激の接着剤でつけてもらうことです。ただ、低刺激の接着剤でも沁みる人は沁みてしまいますし、低刺激なぶんエクステの持続は悪くなりますので、私はあまり勧めていません。

あとは施術者に「沁みやすい」と伝えておくと、施術者によって方法は違えど対応してもらえるでしょう。

 

施術者ができることといえば、乾かしながら装着していく、瞼の引き上げテープを引き上げすぎない、接着剤の量を多くしすぎない(当然ですが、減らしすぎると持続が悪くなるので要注意)、あとはお客さんへの気遣い・心配りにつきます。

 

ちなみに私は乾かしながら装着していく…というのはお客さんによって効果が高い場合とそうでない場合があるので、お客さんによって対応を変えています。

絶対に1本1本乾かしてくれないと嫌!という方はそうするしかありませんが(その場合はコンプレッサーがないと時間も手間もかかるので、私の場合は通常価格では受けられません)、上記で説明しましたが、その時の状況によって沁みるか沁みないかが変わってくるので、ほかの対策方法で何とかなるのであれば、1本1本乾かす必要はないと考えています。

私が行う対策で効果が高いと感じているのは、速乾性の接着剤の使用と施術のテープワークの工夫です。テープワークとは、上の画像のように目の周りに貼る保護テープの技術のことです。

速乾性の接着剤はその名の通り、乾くのが早いので施術中は沁みにくい傾向があります。逆に乾くのが遅い接着剤だと、速乾性の接着剤と比べて反応時間が長くなるからでしょうか、沁みやすい傾向があります。

しかし、速乾性の接着剤でも施術スピードが遅い技術者は、つける前に乾いてしまい持続が悪くなってしまいます。その場合せっかく速乾性の接着剤を使っても、すぐにエクステが取れてしまうことを防ぐために、結局は接着剤の量を増やしての施術になる傾向があります。接着剤の量が多くなれば水分と反応する量も増えるので、刺激になる揮発成分も多く発生するでしょう。

つまり、それを生かせる施術スピードがなければこの対策は意味がないです。

 

次に施術のテープワークに関してですが、上瞼に貼るテープで瞼を引き上げすぎないことです。

基本的には、下まつげを保護する為に下瞼に貼ったテープにエクステ・自まつげがくっつかないよう、上瞼を引き上げています。また、目の形や生え方によって適切にまつげの角度を調整することで、接着面を安定させることができるので、施術がしやすくなります。その為、どの程度引き上げるかは施術者によって異なります。

沁みやすいお客さんには、この引き上げを最小限にします。

目の形や生え方によっては、テープを貼らないとかなり付けにくかったり、下のテープにくっついてしまうのですが、私の場合は出来る限りこの上瞼の引き上げテープは使用しないで施術します。

 

テープワークでもう一点挙げるとすれば、下瞼に貼るテープの工夫です。

下まつげを保護するために下瞼にテープを貼りますが、そのテープを普通に貼っただけで目が軽く開いてしまうお客さんもいます。それでも沁みなければいいのですが、沁みてしまったり涙が出てきてしまうお客さんの場合に以下の方法を使っています。

下瞼の保護テープは、基本的にはテープが粘膜や皮膚に当たって痛み・不快感を感じないように、適切な位置に貼る必要があります。しかし適切な位置に貼っても目が開いてしまうようであれば、その空間をテープで埋めてしまえば刺激になる揮発成分が目に入りにくくなります。

結果、目が開いてしまうのをテープワークでカバーできるので、沁みにくくなります。適切だといわれている位置で貼らなくても、下まつげが保護されてあり痛みや不快感がなければ問題ないわけなので、こういった方法もありだと考えています。

 

施術者側の対策は考え方やできることに個人差があるので何とも言えませんが、参考までに。

長くなったので、今回はここまで。

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